shion's diary

思考と感情と言葉

文章を書くということ

文章を書くことが、とても好きだ。

 

心の中で感じていること、頭の中に浮かんだこと、自分の中のもう一人の自分の内の声がつらつらと出てきて、文字を書いていく。

自分の中でつよく感じたことは特に、文章に残さないと、するするっと、ふわふわっと、どこか空中のもっともっと遠くへと消えて行ってしまいそうで、いやなのだ。

ちゃんと大切にとっておきたいと思うのだ。

 

そんな私が個人的に”私ノート”に日記を書くようになったのは、もう何年も前になるけれど、中学2年生のころだった。

今でも、時々ふと昔の日記を読み返したくなる。記録としての出来事はもちろん、その時の思考や感情、感覚や情景など色々なかたちで記憶がよみがえってくる。

 

そしてその日記を読み返す度に、あぁそうかもうこんなにも時間が経ってしまったのだなと思う。当時の私が一所懸命に書き記した心の痛みや悲しみを想うと、「大丈夫だよ、私。色々あったね。大変だったよね。悲しかったね。悔しかったね。辛かったね。頑張ったね。でもね、大丈夫なの。この〇年間今までずっと、ちゃんと私はいろいろなことを乗り越えて、それなりに幸せにやってこれたんだよ。」なんて、そんな言葉を心の中でまた呟いていたりするのだ。

 

あの頃の未熟な私よりも、今の私はきっと何倍も大きくなれたと、成長と自信を感じたりもする。そして、今まで私の人生に起きた色々なこと、周りの大切な人たちにより一層の感謝の思いを感じることができる。

 

”思い立ったが吉日”と思って、ずっとずっと興味のあった公開ブログをはじめてみました。

文章を書くだけなら、やっぱり誰にも見られることのない、”私ノート”に書くだけできっといい。

でも、ここのブログを通してどこか遠くの出会ったことのない誰かに、届くのかな届くといいな、と思いながら、ゆるく文章を綴っていけたら…本望です。